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2003年から2期8年、ブラジルの左派政権を率いたルーラ元大統領は在任中、大手建設会社が大型事業を受注できるよう便宜を図る見返りに、日本円にして総額1億円以上に相当する利益供与を受けたとして、おととし収賄などの罪で起訴され、1審の連邦地方裁判所は去年7月、禁錮9年6か月の有罪判決を言い渡しました。
ルーラ氏側が控訴したため、24日、ブラジル南部の連邦高等裁判所で2審の判決があり、裁判所は、ルーラ氏側の訴えを退けた上で「大統領が汚職に関与した事実は重い」などとして、1審より重い禁錮12年1か月の有罪判決を言い渡しました。
ルーラ氏は、ことし10月に行われる大統領選挙の最新の世論調査で、立候補が予想されているほかの候補者に15ポイント以上の差をつけてトップを走るなど立候補に意欲を見せています。
地元メディアは、2審で有罪判決を受けると、憲法の規定で立候補の資格を失うことから、ルーラ氏側は無罪を勝ち取るため、今後も上級審に提訴する見通しだとしていますが、無罪となる可能性は低いと見られ、ルーラ氏が大統領選挙に立候補するのは難しくなったと伝えています。

