ルセフ大統領 (写真:AFP/TTXVN)

16日、ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は、開催まで2ヶ月切ったサッカーのワールドカップの安全保障を確保する用意があると強調しました。こうした中、15日、ワールドカップに反対する大規模なデモが開かれ、1000人を超す参加者は国の予算を医療に回すべきだなどと訴えました。

デモはブラジル最大の都市サンパウロで行われ、中心部のパウリスタ通りにある広場には、1000人を超す学生や仕事帰りの会社員などが集まりました。参加者は「ワールドカップは病んでいる」とか、「ブラジルの医療は終わった」などと書かれた横断幕や旗を掲げ、ワールドカップに充てる国の予算を医療に回すべきだなどと訴えました。

ブラジルでは、スタジアムの建設などに多額の税金を費やしているワールドカップに反発する声が強まっており、去年のコンフェデレーションズカップの時には大規模な反政府デモが相次ぎました。

今後ワールドカップの開幕に向け、開催都市を中心にデモを計画する動きが活発になっており、政府にとって市民の不満をいかに抑えることが出来るかが大きな課題となっています。