フォンデアライエン氏は、テリーザ・メイ首相がEUと合意したものの英議会で何度も否決されている離脱協定案について「良い合意」と述べ、欧州委員長就任後は再交渉を行わない意向を示しました。
ブレグジットは、英議会が離脱協定案を否決しているためこれまでに2度延期されていますが、メイ氏の後任候補2人はいずれも、現在のEU離脱期限の10月31日を何があっても順守すると主張しています。
フォンデアライエン氏は緑の党の欧州議員らを前に、「英国がさらなる時間を必要とするならば、そうするのが正しいやり方だと思う」と述べました。
国民投票で決定してから3年が経過した今も、ブレグジットをめぐる英世論は大きく割れています。フォンデアライエン氏は英国のEU残留に期待を寄せる一方、イギリス政府はこの行き詰まりを打開するため行動を起こさなければならないと述べました。
フォンデアライエン氏は、先週ジャンクロード・ユンケル欧州委員長の後任候補に指名されてから初となる公式発言で、「(離脱協定案は)良い合意だと思うが、決着をつけるのは貴国(英国)の義務であり、高潔な職務だ」と述べました。
ブレグジット期限の翌日となる11月1日に就任予定のフォンデアライエン氏は、来週欧州議会で行われる自身の信任投票を前に、議員らに支持を訴えました。
