アメリカの大手総合情報サービス会社ブルームバーグは14日に「シリコンバレーの人材がベトナムのスタートアップエコシステムの開発に寄与」と題する記事を掲載し、その中で、豊富な人材と経済の高度な成長があるベトナムはスタートアップ企業にとって魅力的な投資先になるという見方を示しました。

同記事は法定会計検査KPMG と 香港に本拠地を置く世界的な金融コングロマリットHSBCホールディングの2022年7月の報告書を引用し、新型コロナウイルス感染症が発生してから2022年半ばまで、ベトナムにおけるスタートアップ企業の数がおよそ2倍になったとしています。一方、ベンチャーキャピタルファンドであるDoベンチャーによりますと、ベトナムのスタートアップ企業は東南アジアのスタートアップ企業と競い合っており、2021年、同地域に投入されたベンチャー投資資金はインドネシアとシンガポールに次いで3番目となったとしています。

ブルームバーグはベトナム政府が2030年をめどに、ホーチミン市の技術分野へ投資する金額は同市のGDPのおよそ40%を占めるという目標を掲げており、これらの目標のため、ホーチミン市がハイテク分野への投資を集中的に呼びかけるとともに、外国企業がベトナムでイノベーションセンターを設立するため優遇政策を取っていると明らかにしました。