エジプト駐在のVOV特派員によりますと、イエメン政府軍との数日間にわたる戦闘の末、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は9月10日、イエメン西部沿岸にある戦略的な港湾都市モカを掌握しました。これにより、フーシ派は紅海沿岸と、戦略的に重要なバブ・エル・マンデブ海峡付近での支配をさらに拡大したことになります。

イエメン当局者によりますと、政府軍はモカから撤退し、現在はモカ港から南へおよそ50キロ離れたズバブに展開しています。

一方、イエメン大統領指導評議会のターリク・サーレハ副議長は、政府軍がモカ市とタイズ県で、フーシ派による数日間の攻撃を受け、死傷者を出したと明らかにしました。

フーシ派がモカ港を掌握したことで、同派は紅海に面するイエメン沿岸部のほぼ全域を支配下に置き、バブ・エル・マンデブ海峡の管理をより容易にすることになります。

今回の動きは、フーシ派とイエメン政府軍の衝突が一段と激化し、フーシ派とサウジアラビアによる相互攻撃もここ数日で大きく増加する中で起きました。