2025年3月15日、アメリカが実施した空爆後、イエメン・サナアで立ち上る煙(写真:THX/TTXVN)

イランの支援を受けるフーシ派系のメディア「アルマシラTV」は20日、アメリカによる新たな空爆が、武装勢力が支配するイエメン国内の2つの地域を襲ったと報じ、アメリカ軍の攻撃を強く非難しました。

アルマシラによりますと、紅海に面したホデイダ州では4回の空爆が行われ、フーシ派の拠点である北部サアダ州でも追加の空爆があったということです。

今回の空爆は、イスラエル軍がイエメンから発射された2発のミサイルを迎撃したと発表した時期と重なっており、緊張がさらに高まっています。

フーシ派によりますと、20日に指導部を狙ったとみられる激しい砲撃で53人が死亡して以降、アメリカ軍による攻撃が複数回行われたとしています。

これに対する報復として、フーシ派はアメリカの空母打撃群に対する攻撃を繰り返しているほか、イスラエルへのミサイル発射も2度にわたり予告しています。

アメリカ側の空爆は、パレスチナ自治区ガザをめぐる紛争の最中に、フーシ派が紅海の海上交通を攻撃し、重要な貿易ルートに深刻な影響を与えている状況を抑えることを目的としているとみられています。(アラブニュース)