(写真:AFP/TTXVN)

インフレや通貨安といった世界経済のリスクに対し、一致した対応が取れないという機能不全に陥っています。

インドネシアのバリ島で2日間の日程で開かれていたG20の財務相・中央銀行総裁会議は、16日閉幕しました。

世界的に加速するインフレへの対応などについて議論が行われましたが、ウクライナ情勢をめぐって日本や欧米各国と、ロシアとの間で主張が対立し、議論の成果を示す共同声明をまとめられませんでした。

記者会見した議長国、インドネシアのスリ・ムルヤニ財務相は「地政学的な緊張の高まりで、議長国として非常に難しい状況にある」と述べました。

こうした間に世界ではインフレが加速しています。

また、新興国は欧米の利上げの影響で通貨安に直面し、輸入物価の上昇によってインフレを招く事態にも直面しています。

G20の財務相会議は前回、4月にも共同声明を採択できず、2回続けて一致した対応が取れないという機能不全に陥っています。(NHK)