アントニオ・グテーレス国連事務総長(THX/TTXVN撮影)
初日の30日は、エネルギー価格の高騰が世界経済に与える影響や対策について話し合われるほか、新型コロナウイルスの感染拡大で重要性が再認識されたデジタル化の推進などを議題に意見が交わされる見通しです。

2日目は、気候変動対策がテーマで、議長国のイタリアは、直後にイギリスで始まるCOP26に向けて温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする時期をめぐって、各国で一定の認識を共有したい考えです。

しかし、これまでの閣僚会合でも経済への影響を懸念する新興国や産油国と、「脱炭素社会」への動きを加速させたいヨーロッパなど、各国の間で立場の違いも明らかになっています。

G20全体で、世界の二酸化炭素の排出量のおよそ80%を占め、COPの議論にも大きく影響するとみられるだけに、各国がサミットを通じて足並みをそろえることができるかが焦点です。

サミットは、31日に議長国が議論の成果を発表して閉幕し、首脳の多くは、COP26の首脳会合に出席するためイギリスに移動し、気候変動対策をめぐって本格的に議論を進める見通しです。(NHK)