Kyodo/TTXVN撮影
まず前文で、G7は世界の課題に対応し、未来に向けた道筋をつけるため、これまで以上に結束すると強調し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化すると明記しています。
そして、◇ウクライナ情勢をめぐって、首脳宣言とは別に声明を発表したことに触れ、ウクライナへの支援を継続、強化するとともに、世界の弱い立場の人たちへの影響を軽減するよう取り組むとしています。
◇また、中国について、東シナ海や南シナ海の状況に深刻な懸念を表明し、力や威圧によるいかなる一方的な現状変更の試みにも強く反対するとしています。
そして、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて確認し、問題の平和的な解決を促すとしています。
さらに、ロシアがウクライナ侵攻をやめるよう圧力をかけることを中国に求めています。
一方で、グローバルな課題では協力し、建設的で安定的な関係を構築するとしています。
◇核軍縮・不拡散をめぐっては、現実的で実践的なアプローチを通じて「核兵器のない世界」の実現に向けて取り組むと強調しています。
◇世界経済をめぐっては、金融面の動向を注意深く監視し、金融の安定とシステムの強じん性を維持するため、適切な対応をとるとしています。
◇気候変動・エネルギー分野では遅くとも2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を実現するため、クリーンエネルギーに移行するペースを上げ、経済の変革に向けて行動するとしています。
そして「グローバル・サウス」とも呼ばれる新興国や途上国がそれぞれの事情を考慮した多様で実践的な方法で、気候変動に強い循環型の経済に移行することを支援すると明記しています。
◇経済安全保障では、中国を念頭に、禁輸などで他国の政策や意思決定に影響を与えようとする、いわゆる「経済的威圧」に連携して対抗するための枠組みを立ち上げるとしています。
また◇食料危機への懸念が高まるなか「グローバル・サウス」とも呼ばれる途上国や新興国への支援を具体的に進めるとしています。
一方、◇デジタル分野では、生成AIに関する議論を行うため「広島AIプロセス」を立ちあげるようG7各国の関係閣僚に指示し、年内に作業部会で議論することを盛り込んでいます。
◇ジェンダーをめぐっては、性的マイノリティーの人々の完全かつ有意義な社会参加を確保するとしています。(NHK)