(写真:AFP/TTXVN)

「非核化に向けた具体的な行動が伴わなければならない」などとする共同声明をまとめて閉幕しました。

声明では、朝鮮民主主義人民共和国が発表した核実験場の廃棄や核実験中止などを「非核化に向けた第一歩」と歓迎した半面、朝鮮民主主義人民共和国発表の「完全な履行」を求めました。

その上で、非核化が果たされるまで経済制裁などによる「最大限の圧力」を維持すると明記しました。海上で物資を積み替える「瀬取り」の禁止や、北によるサイバー攻撃の防止などに各国で取り組むことを確認しました。

ロシアに関しては、ウクライナ南部クリミア半島併合問題に関し、「必要ならばさらなる追加措置を取る」と指摘しました。さらに、米大統領選へのロシア介入疑惑などを念頭に、「民主的なシステムへの介入を含む、無責任で不安定化をもたらす行動の停止を要求する」との厳しいメッセージを盛り込みました。

声明ではこのほか、内戦の続くシリア問題でアサド政権を含む「すべての当事者に政治的解決を求める」としました。また、アサド政権の化学兵器使用疑惑や英国で起きたロシアの元スパイへの神経剤使用事件などを念頭に、「化学兵器の再出現にがくぜんとしている」と強い憂慮を表明しました。

議長国カナダのフリーランド外相は同日の会見で、「民主主義や多元的な社会を揺るがそうとする相手には、それなりの結末がある」と強い姿勢を示しました。