西アフリカを中心に広がるエボラ出血熱の死者が十一日までに四千人を超えました。リベリアやシエラレオネなどで流 行拡大が止まらない中、米国やスペインでも感染者が確認され、アフリカ大陸以外でのさらなる感染に懸念が高まっています。


リベリアで患者数が増加(写真:AFP)

米国などは空港の検疫強化に乗り出しましたが、水際対策の効果には疑問の声も出ています。スペインでは今月に入り、女性看護師がエボラ熱に感染するケースが発覚しました。「アフリカ大陸以外が感染場所となった」と世界に衝撃を与えました。

世界保健機関のヤカブ欧州地域事務局長は八日の声明で「欧州と感染地域との間で人の移動がある以上、今後も欧州で散発的に感染者が出るのは避けられない」と強調し、欧州各国に警戒を呼び掛けました。