(写真:ロイター/AFP)

(毎日新聞)欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長はツイッターで「重大な誤り」と批判しました。トゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)らは2日、中国の李克強首相と首脳会談を開き、パリ協定の順守に向けた努力を加速させる共同声明を採択します。EU筋によりますと、声明ではアメリカに直接言及しない見通しですが、パリ協定を多国間枠組みと相互信頼で「公平で効果的な解決策」につなげた「歴史的偉業」と位置付けます。
ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領、イタリアのジェンティローニ首相は1日、「米国の決断を残念に思う」との共同声明を出しました。トランプ氏はパリ協定の再交渉への期待も表明しましたが、3首脳は再交渉の可能性を否定しました。協定の推進のため、貧しくて脆弱な途上国への支援を加速していくことを他の参加国に呼びかけました。
国連のドゥジャリク事務総長報道官は離脱発表は「大きな失望」とする声明を発表しました。タス通信によりますと、ロシアのリャプコフ外務次官も、パリ協定が「アメリカを含まない一部の国だけ優先しているというのは間違い」だと述べました。