シンポジウムの様子

公共機関でのイノベーション評価基準の試験的導入を協議するこのシンポジウムで、関連省庁の代表や専門家らは、同基準に関する研究結果や、公共機関でのイノベーションを促進するための措置について意見交換をしました。国家イノベーションセンターのヴ・クォック・フイ所長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムのデジタル経済が急速に発展している背景の中で、公共機関でのイノベーション評価基準を定めることは非常に重要です。この重要性を認識している当センターはUNDPと協力して本日のシンポジウムを行うことにしました。シンポジウムでは、イノベーションエコシステムの発展、および科学技術による成長モデルの革新を進め、ベトナムのイノベーションに大きな弾みをつけるための対策が打ち出されることが期待されています」

公共機関におけるイノベーション評価基準の構築は、オーストラリア政府の支援によって展開中の「ベトナムの各省・市における統治・行政・管理効果指数(PAPI)」というプログラムの一環です。在ベトナムオーストラリア大使館の第一書記ジェームズ・ディーン氏は次のように語りました。

(テープ)

「イノベーションは高所得国に向けてのベトナムの目標実現に重要であり、オーストラリアはベトナムのイノベーション事業への支援を公約しています。ベトナムのファム・ミン・チン首相は、イノベーションはベトナムとオーストラリアの戦略的パートナーシップの重要な柱の一つであると述べました。そのため、オーストラリアはUNDPと協力してベトナムのイノベーション事業を支援する用意があります」

なお、9月30日、WIPO=世界知的所有権機関が毎年発行しているWIPO加盟各国のイノベーション力を比較したGII=グローバル・イノベーション・インデックスの2022年版では、ベトナムは132か国・地域の中で48位に立っており、この10年、GIIの伸び率が最も高い国の一つだとしています。