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行政府をけん制する国会議長を務めた人物が行政府の国務総理(首相)に指名されるのは憲政史上初めてです。国会議長は儀典序列2位、首相は5位です。保守系野党・自由韓国党など野党各党は「三権分立を破壊し、国会を行政府の召し使いにする独裁宣言だ」などとして指名の撤回を要求しました。
文大統領はこの日、韓国大統領府の春秋館で丁氏の指名を自ら発表しました。文大統領は「丁候補者は経済通であり、豊富な経験と政治力を兼ね備えている」と指名の理由を説明しました。来年の国会議員選挙を前に、与党などが求める経済問題の解決に加え、国会聴聞会なども念頭に置いた発言と考えられます。文大統領は「立法府の首長を務めた方を国務総理として迎えることにためらいはあった」としながらも「国民統合を果たせる能力の方がより重要と考えた」と述べました。

