世界銀行はまた、世界の国々の3分の2について、成長率の見通しを下方修正しました。それによりますと、主要経済国である中国とインドの今年の成長率は、それぞれ4.2%と6.6%にとどまる見通しで、これまでの予測から大きく引き下げられました。一方、ユーロ圏の成長率は0.8%にとどまり、前年の1.4%から大きく低下すると予測されています。
新興国・途上国について、世界銀行は2026年の成長率を0.4ポイント引き下げ、3.6%としました。これは、新型コロナウイルスのパンデミック後で最も低い水準です。一方、世界最大の経済大国であるアメリカについては、今年の成長率見通しを2.2%に据え置き、2025年の2.1%から小幅に上昇するとしています。
同日、国際通貨基金(IMF)は、4か月目に入った中東での戦争によるエネルギー価格のショックが、ユーロ圏の成長を従来の予想以上に押し下げるとともに、インフレを高めると警告しました。
IMFの予測によりますと、ユーロ圏の今年の経済成長率は0.9%にとどまり、その後、2027年には1.2%に上昇する見通しです。一方、今年のインフレ率は2.8%と見込まれています。
