ロイター通信、AFP通信、ドイツ紙「ベルリナー・ターゲスツァイトゥング」は、協定によってベトナムの市場の選択肢が広がり、輸出入先の多角化が進むことで、主要貿易相手国の保護主義的な措置によるリスクの軽減につながると報じました。一方、SBSニュース、チャンネル・ニュース・アジア、タイの「ネーション」は、今回の署名を、主要貿易相手国への依存を減らし、世界貿易の変動に対応する動きと位置づけています。

ドイチェ・ベレ、ヨーロピアン・インタレスト、ブリーフアジアは、輸出拡大や質の高い投資の誘致、EFTA諸国からの先進技術の導入に期待を示しています。高い資金力と技術力を持つ国々との連携強化は、ベトナムの生産能力の向上やグローバル・バリューチェーンへのさらなる参画、より付加価値の高い分野への移行を後押しするとみられています。

SBSニュースはまた、EFTAの人口規模やGDP、世界貿易における存在感を踏まえると、EFTAと自由貿易関係を築くことはベトナムに大きな利点をもたらすと伝えています。

欧州メディアは、EFTA企業にとっても、ベトナム市場へのアクセス拡大という大きなメリットがあると指摘しています。世界貿易の不確実性が高まり、各国が経済関係の多角化を進める中、ヨーロピアン・インタレストは、EFTA企業にとって、東南アジアで高い経済成長を続けるベトナムで事業を拡大し、貿易や投資、雇用の創出につなげる機会になると伝えています。