これは、アメリカ国防総省の監察官が議会に向けた報告書で指摘したものです。

それによりますと、ことし6月までの3か月間、過激派組織ISの掃討作戦の状況について調査した結果「ISは、イラクでは攻撃能力を強化し、シリアでは勢いを取り戻そうとしている。いずれの国でも依然として脅威だ」として、ISが復活しつつあるとしています。

その背景について報告書は、アメリカ軍の一部がシリアから撤退したことで、ISの残党と戦う地元勢力への支援が弱まっていると指摘しています。

この報告書についてポンペイオ国務長官は7日、記者団から問われ「ISが少し強くなっているところもあるが、弱くなっているところもある」と述べました。

トランプ大統領は、3年前の大統領選挙でISの打倒を公約に掲げ、ことし3月には、ISの支配地域を完全に制圧したと宣言するなど、大統領としての成果だと繰り返しアピールしてきただけに、今後の対応が注目されます。(NHK)