(NHK)2030年までの世界の持続的な発展に向けて、貧困や格差の解消とともに地球温暖化対策などを掲げた国連の新しい開発目標について各国の合意が成立し、来月開かれる国連創設70周年のサミットで採択される見通しになりました。
国連では、発展途上国の開発を目指して2000年に採択されたミレニアム開発目標が、ことしいっぱいで達成期限を迎えるのを前に、来年以降2030年までの新たな開発目標を定める協議が続けられてきました。
2年以上にわたる協議の結果、2日、国連総会の政府間交渉の会合で、新たな目標について全会一致で合意が成立しました。
新たな目標は、発展途上国だけでなく先進国も対象にしており、持続的な発展に向けて、貧困の撲滅や格差の解消、男女平等の実現、地球温暖化対策など、17分野の169項目にわたっています。なかには、平和で公正な社会の実現といったこれまでにない目標も掲げられています。
新たな目標は、来月25日から始まる国連創設70周年のサミットで各国首脳によって採択される見通しで、条約のような拘束力はないものの各国は目標の達成に道義的な責任を負うことになります。
