国連のグテーレス事務総長(写真:Getty Images)

リビアでは6年前、民主化運動をきっかけにカダフィ政権が崩壊したあと、世俗派とイスラム勢力が対立して内戦状態に陥り、いったんは統一政府の発足で双方が合意したものの、実現には至っていません。

国連のグテーレス事務総長は20日、国連総会に合わせた会合で「リビアの危機は長期化しているが、乗り越えるチャンスはあると確信している」と述べ、リビアの安定に向けて関与を強めていく考えを示しました。

そのうえで、治安対策の強化や商品やサービスを行き渡らせるための経済の活性化などを柱とした新たな支援の方針を発表しました。

リビア暫定政府のシラージュ首相は、国連総会の演説で「軍事的な解決はありえないと理解しなければならない」と述べ、国連の支援のもとで、選挙を実施するなど、国の安定を図っていく考えを示しました。