内戦が続くシリアで、アサド政権と反政府勢力の間で発効した停戦について、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は先月29日に訪問先のスイスで、「散発的な戦闘はあるが、おおむね維持されている」という認識を示しました。

(写真;CNN)
スイスのジュネーブを訪れている国連のパン・ギムン事務総長は先月29日、シリアの和平協議を仲介するデミストラ特使と会談したあと記者団の取材に応じました。このなかでパン事務総長は、アサド政権と反政府勢力の間で先月27日に発効した停戦について、「これまでのところ散発的な戦闘はあるが、おおむね維持されている」と述べました。
そのうえで「停戦が継続し、包囲された地域に暮らす市民に人道支援が届くことを強く望んでいる。シリアの和平協議も再開する予定だ」と述べ、停戦が維持され、状況が改善していくことに強い期待を示しました。
ただアサド政権と反政府勢力は互いに停戦を守っていないと非難の応酬を続けており、国連は24時間態勢で停戦の監視を続ける方針です。
