(NHK)朝鮮民主主義人民共和国が再び新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルを発射したことを受けて国連の安全保障理事会では、アメリカを中心に朝鮮民主主義人民共和国を非難する声明を取りまとめ、近く発表する方向で調整が進められています。


(写真:TTXVN)

朝鮮民主主義人民共和国は28日の朝と夜、新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルを2回にわたって発射し、いずれも直後に爆発して発射に失敗したとみられています。
これを受けて国連の安全保障理事会では28日、日本時間の29日未明から、非公開の会合が開かれ、国連の外交筋によりますと、各国からミサイルの発射に強い懸念が示され、アメリカを中心に朝鮮民主主義人民共和国を非難する声明を取りまとめ、近く発表する方向で調整が進められているということです。
会合のあと議長国の中国の劉結一国連大使は報道陣に対し、「国連側から最新の情報について報告を受けた。安保理としての対応を検討している」と述べました。
また、日本の吉川元偉国連大使は「朝鮮民主主義人民共和国による数々の安保理決議違反は日本の安全を脅かすもので断じて許せない。安保理はできるだけ早く非難声明を出すことになるのではないか」と述べました。
安保理では先月、厳しい制裁決議が採択されたあとも挑発的な行動を繰り返す朝鮮民主主義人民共和国に対して強い警戒感が広がっています。