(写真:AFP/TTXVN)

国連の安保理は朝鮮民主主義人民共和国が今月4日、弾道ミサイル1発を発射してICBMの初めての発射実験に成功したと発表したことを受けて、5日、対応を協議する緊急の会合を開き、アメリカが朝鮮民主主義人民共和国の発射を厳しく非難し、制裁の強化に言及した報道機関向けの声明の草案を日本を含むメンバー国に示しました。

しかし、国連外交筋によりますとロシアは6日、ミサイルは長距離のICBMではなく中距離であり、中距離ミサイルの発射で制裁を強化する必要はないなどとして、全員一致が前提の声明の発表を阻止したということです。

ロシアのサフロンコフ国連次席大使は5日の緊急会合で同じ主張をしていて、アメリカのヘイリー国連大使が「ロシアは朝鮮民主主義人民共和国に厳しい姿勢で臨む必要がある。国際社会とともに朝鮮民主主義人民共和国への制裁強化に1票を投じるべきだ」と反論していました。

安保理は制裁の強化に反対する中国やロシアとアメリカなどとの溝が深まっており、朝鮮民主主義人民共和国の脅威が一段と増す中でも一致した行動を取れないでいます。