(NHK)核兵器なき世界」を目指すアメリカのオバマ政権が国連の安全保障理事会に提出した、核実験の自制を各国に求める決議が賛成多数で採択され、今後、世界の核軍縮や核不拡散につながるのか注目されます。

(写真:cns.miis.edu)
この決議は、オバマ大統領が任期中最後となることしの国連総会に合わせて、安保理での採択を目指していたもので、日本を含む30か国以上が共同提案国となりました。
採決は23日午前(日本時間23日夜遅く)行われ、安保理15か国のうち、核保有国の義務への言及がないとして棄権したエジプトを除く、14か国の賛成多数で採択されました。決議は、各国にCTBT=包括的核実験禁止条約の早期の署名や批准を促したうえで、爆発を伴う核実験を自制するよう求め、核実験の監視体制を持つ国々からの報告を奨励するなどとしています。一方で、ロシアや中国の反対から、決議の拘束力を強調する文言は削除されました。
