(NHK) アメリカ軍などによりますと、朝鮮民主主義人民共和国は3日、中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられる2発のミサイルを発射し、1発はまもなく爆発したものの、残る1発は東に1000キロほど飛んで日本海に落下しました。

ミサイルの発射を受けて、国連安全保障理事会では日本、アメリカ、韓国の要請に基づき、現地時間の3日午後4時(日本時間4日午前5時から)、およそ2時間にわたって非公開の緊急の会合が開かれました。


(写真:KCNA)

その後、日本、アメリカ、韓国の国連大使がそろって記者会見し、朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射能力に強い懸念を示すとともに、国際社会が一致して圧力をかける必要性を改めて訴えました。

日本の別所国連大使は「今回、朝鮮民主主義人民共和国が日本の方向に発射したミサイルが、日本の排他的経済水域に落下したことは新たな展開であり、安保理にしっかりとした対応を要請した」と述べ、安保理が朝鮮民主主義人民共和国に対し、より厳しい姿勢で臨むよう求めたことを明らかにしました。
安保理では今後、朝鮮民主主義人民共和国を非難するとともに、国際社会に対して朝鮮民主主義人民共和国への厳しい制裁決議を着実に実施するよう求める新たな声明をまとめる方向で、各国間の調整が進められるものとみられます。