国連のグテーレス事務総長(Kyodo/TTXVN撮影) |
国連のグテーレス事務総長は2月28日、国連本部で記者会見し「この48時間に国連機関や多くの人道支援NGOがアメリカによる資金援助の大幅な削減について情報を受け取った」と明らかにしました。
そして、この削減は人の命を救う人道支援やテロや違法薬物対策、そしてエイズなどの感染症対策に至るまで、幅広い重要なプログラムに影響を与えるとして「世界はより健康でも安全でもなくなり、より繁栄しなくなる」と深刻な懸念を表明しました。
そのうえで「アメリカの人道的役割と影響力の縮小は、世界におけるアメリカの利益にも反することになる」と指摘し、再考を求めました。
また、グテーレス事務総長は、パレスチナのガザ地区について、アメリカが長期的に所有して再建するというトランプ大統領の主張を念頭に、住民の強制移住などに改めて反対する考えを示し、復興や再建、長期的な安定には国際法に基づいた枠組みが必要だと強調しました。(NHK)

