国連のバチェレ人権高等弁務官=AFP/TTXVN |
国連のバチェレ人権高等弁務官は13日の人権理事会で、再選を目指さず、1期目の任期が終わる8月に退任する意向を突然明らかにしました。「国に戻って家族と過ごす」と述べ、退任は個人的理由としました。5月の中国新疆ウイグル自治区訪問との関係は否定してみせました。
バチェレ氏はチリの元大統領です。演説で「(世界各地の人権状況について)私が説明するのは今会期が最後になる」と述べました。表明は予想されておらず、会場ではざわめきが広がりました。演説後には記者団に、退任は約2カ月前、つまり中国訪問前に決めていたと語り、その時点でグテレス国連事務総長に既に意向を伝えていたと説明しました。「だから中国訪問とは関係ない」と述べました。同自治区を巡る報告書の公表が遅れていることについては、退任までに公表する考えを示しました。
少数民族ウイグル族への人権侵害が懸念されるウイグル自治区への訪問では、実態に迫る調査は実施できませんでした。アメリカなど一部西側諸国や人権団体などから、中国政府の宣伝に利用されただけだと批判もされました。高等弁務官の任期は4年です。(ロイター)

