国連安全保障理事会は21日、イエメンに輸入される物資の大半の搬入拠点となっているホデイダの停戦監視のため先遣隊の派遣を認める決議案を全会一致で採択していました。

オランダのパトリック・カマート退役少将が率いるチームは、国際的に承認された政府が拠点とする南部アデンに到着した。AFPのカメラマンによりますと、別のチームはヨルダンから国連機で、反体制派が掌握する首都サヌアに入りました。カマート氏はアデンで政府指導部と会談した後、23日にサヌアを訪れ、それからホデイダに向かうことになっています。

国連は、アデンでの会談でカマート氏は「ストックホルム合意の成否はひとえに両当事者にかかっていると強調した」と発表しました。

イスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」が掌握しているホデイダは、サウジアラビア主導の連合軍の支援を受けた政府側部隊の攻勢を受けてきました。政府とフーシ派は緊迫した外交努力の末、今月スウェーデンで開かれた和平交渉でホデイダでの停戦に合意しました。停戦は18日に発効しました。しかし停戦は不安定で、両陣営は相手側が停戦違反をしたと非難し合っています。

外交筋によりますと、国連の停戦監視団は30~40人になる可能性があります。ホデイダの港湾機能を確保するほか、戦闘員のホデイダ市撤退を監督することも目指します。