2022年2月26日の朝、キエフで勃発したロシア軍襲撃部隊との戦闘現場のウクライナ軍兵士たち=AFP/TTXVN |
国連安全保障理事会(15理事国)は27日、ウクライナに侵攻したロシアへの非難決議案を議論するための総会緊急特別会合の開催を求めた決議案を賛成多数で採択しました。
採決では米欧など11カ国が賛成し、ロシアが反対、中国とインド、アラブ首長国連邦(UAE)の3カ国が棄権しました。
安保理による緊急特別会合の要請は、イスラエルによるゴラン高原併合を議題とした1982年以来、40年ぶりです。同会合の開催に関する投票では常任理事国の拒否権が適用されません。会合は28日に始まり、数日間議論し、非難決議案の採決となる見通しです。安保理決議と違い、総会決議に加盟国への法的拘束力はありませんが、主導する米欧は全加盟国が参加できる総会の意志を示すことでロシアへの圧力を強めたい考えです。
イギリスのウッドワード国連大使は「ロシアはウクライナへの侵略を非難するために世界が結集するのを止められない」と述べました。28日にはウクライナの人道状況を巡る安保理会合も開かれます。ロシアへの安保理非難決議案は25日の会合でロシアの拒否権により否決されていました。(東京新聞)

