【時事】プミポン国王が13日に死去したタイで、国王空位の状態が長期化する公算が大きくなっています。国王の長男ワチラロンコン皇太子(64)が、プミポン国王の死去で悲しみに沈む国民感情に配慮し、新国王への即位を先送りする姿勢を見せているためということです。


プラユット暫定首相=TTXVN

プラユット暫定首相は15日深夜、テレビ演説を行い、同日夜にプレム暫定摂政と共に皇太子と謁見し、皇太子が「国政や王位継承に関して国民に混乱したり心配したりしないよう求めた」ことを明らかにしました。
プラユット氏によりますと、皇太子は「自身を含め誰もが悲嘆に暮れています。この悲劇を克服するために互いに助け合うことが重要だ」と述べ、「突然の変化」は望ましくないとの考えを示しました。
その上で「(国王死去に伴う)仏教儀式や火葬の儀式が完了し一定の時間が経過した後、次の段階に進む適切な時期となる」と発言したということです。1年以上先となる見通しのプミポン国王の葬儀が終わるのを待って、即位式を執り行いたい意向を示したものとみられます。