西オーストラリア州のジャービス農業相によりますと、ケープルグラン国立公園で見つかったチャイロオオトウゾクカモメが鳥インフルエンザの陽性反応を示しました。現在、ウイルス株を特定するため追加検査が行われており、20日に結果が出る見込みです。この地域で見つかったオオフルマカモメ1羽も感染の可能性があり検査しているといいます。
ジャービス氏は、事態を深刻に受け止めているとし、「H5型の感染が確認されれば、国家規模で迅速かつ協調的な対応が取られるだろう」と述べました。
高病原性のH5型鳥インフルエンザは2021年以降、野鳥や哺乳類が感染して大量死し、家禽にまで広がっています。豪州はこれまで、感染が確認されていない唯一の大陸でした。
ワット環境相は声明で、感染が確認されれば、非常に懸念される事態だが、同国はこの数年間、こうした事態に備えてきたと述べました。
アデレード大学のウェイン・ボードマン准教授は、オーストラリア固有の野生動物に壊滅的な被害をもたらす可能性があると述べました。(ロイター)
