今月20日に行われるアメリカのバイデン次期大統領の就任式をめぐっては、トランプ大統領が8日「就任式にはいかない」として出席しない考えを表明しました。

大統領の就任式では任期を終える大統領が同席して新大統領就任を祝うのが慣例で欠席は異例ですが、アメリカの複数のメディアは9日、ペンス副大統領は出席する予定だと伝えました。

ペンス副大統領は今月6日の大統領選挙の結果を確定させる連邦議会の合同会議で議長を務めていましたが、その際トランプ大統領からバイデン氏の当選を認めないよう強く要求されたのに対し、みずからに権限はないとしてこれを拒んで、2人の間の亀裂が表面化しています。

バイデン次期大統領はトランプ大統領を「この国にとって恥ずべき存在だ」として非難する一方、ペンス副大統領の就任式への出席は歓迎する考えを示していました。

トランプ大統領には連邦議会に大統領の支持者が乱入した事件の対応をめぐって政権や共和党内からも批判が出ていて、大統領の孤立化も指摘され始めています。(NHK)