18日、ハノイで第15回海洋対話が開催されました。今回のテーマは、「合意から行動へ―公正で効果的な海洋ガバナンスに向けた国連公海等生物多様性協定(BBNJ協定)の実施」です。10か国からの代表者や外国の代表機関、研究機関、大学などから200人を超える参加者が出席しました。
今回の対話では、BBNJ協定に基づくコミットメントを、国家、地域、そして世界の各レベルで実際の取り組みに結び付けるための方策について議論しました。
今回の対話は外交学院、ベトナム東部海域研究支援基金、コンラート・アデナウアー財団(KAS)ベトナム事務所、そして、在ベトナム・オーストラリア大使館が共催しました。
開幕式で、外交学院のグエン・ティ・ラン・アイン副院長は、3,200キロを超える海岸線を持つベトナムは、UNCLOS=1982年の国連海洋法条約をはじめとする国際法を順守するとともに、BBNJ協定の実施に引き続き取り組むと強調しました。
【テープ】
「現在、私たちが最も重視しているのは、この協定を効果的に実施することです。3200キロメートルの海岸線を持つベトナムにとって、これは非常に現実的かつ喫緊の課題です。ベトナム共産党中央委員会の決議第20号では、ベトナムを現代的な海洋ガバナンス、先進的な海洋科学技術、そして健全な海洋環境)を備えた、強い海洋国家となることを目指しています。このビジョンは、BBNJ協定の目標とも明確につながっています」
在ベトナム・オーストラリア大使のジリアン・バード氏は、今回の対話は海洋ガバナンスに関する経験を共有し、地域協力を強化する機会になると述べました。
【テープ】
「本日の海洋対話は、意見を交換し、経験を共有し、地域協力を強化するとともに、公正で効果的な海洋ガバナンスの基盤となるルールや規範を促進する重要な機会です。互いに協力し、国際法を順守することで、健全で安全かつ持続可能な海洋から得られる恩恵を、将来の世代のために守っていくことに貢献できます」
ジリアン・バード大使によりますと、オーストラリアは現在、BBNJ協定の批准に向けた準備を進めており)、2027年1月に予定されている第1回締約国会議に参加する見通しです。
これまで15回にわたって開催されてきた海洋対話は、政策立案者、専門家、科学者、国際的なパートナーを結ぶフォーラムとして、持続可能な海洋ガバナンスに向けた協力の促進と、実践的な解決策の模索に貢献しています。