(NHK)南西部の都市クエッタにある病院で8日起きた自爆テロ事件で、地元の州政府によりますと犠牲者はさらに増えて70人となり、100人余りがけがをしました。
事件当時、病院には、銃で撃たれて殺害された弁護士の遺体が搬送されており、大勢の弁護士たちが弔問に訪れていました。




警察によりますと、自爆テロに使われた爆弾には、8キロ余りの爆薬と殺傷能力を高めるための小さな金属の球が多数、埋め込まれていたということです。事件のあと、国内最大のイスラム過激派組織、「パキスタン・タリバン運動」につながる過激派グループが犯行を認める声明を出しました。
この過激派グループは、ことし3月、東部の都市ラホールの公園で市民60人以上が犠牲となったテロ事件のあとも犯行声明を出しています。

パキスタン政府は、ラホールで起きたテロ事件のあと、関係閣僚を集めた緊急の会議を招集するなど対応を協議していましたが、今回もテロを防げなかったことで国民の反発が強まることが予想されます。