(写真:AFP/TTXVN)


パキスタンでシャリフ首相の退陣を求める数万人のデモ隊が20日までに首都イスラマバードの中心部に入り、国会議事堂前で気勢をあげました。

昨年5月にシャリフ氏の陣営が勝利した総選挙で不正があったなどとして、20日までの首相辞任を要求しています。デモ隊を率いる野党党首の背後には軍部の存在もちらつきます。治安当局と衝突する可能性もあり、同国の混乱が一段と広がりかねない情勢になってきました。

発端は、野党PTI=パキスタン正義運動のイムラン・カーン党首が14日、シャリフ首相の退陣や総選挙のやり直しを求め東部ラホールからイスラマバードに向けてデモ行進を始めたことです。カーン氏はパキスタンの人気スポーツ、クリケットの元同国代表選手で絶大な人気を誇ります。

途中でパキスタンの人口の大半を占めるイスラム教徒の団体の指導者らも合流しました。20日までにイスラマバードの政府関連施設、国会議事堂などが集まる重点警備地区の「レッド・ゾーン」に突入しました。