パレスチナ暫定自治区のガザ地区では27日、ハマスの最高幹部のハニーヤ氏がイスラエル軍の空爆のあと初めて姿を現し、破壊されたみずからの事務所や住宅を見て回りました。

そのうえで「イスラエルの空爆でパレスチナが屈服することは絶対にない」と述べ、イスラエルによる経済封鎖を打ち破るためとして今月30日、イスラエルとの境界に向けて「100万人の行進」と名付けた大規模な抗議デモを行い、住民に参加するよう呼びかけました。
一方、イスラエル側は、27日もガザ地区との境界付近で、一段と多くの戦車や軍用車両を集結させて臨戦態勢を固めています。
イスラエルでは、地元のラジオ局などが世論調査を行ったところ、国民の半数以上がネタニヤフ政権によるハマスのロケット弾への対応はまだ不十分だとして不満を示しています。
ネタニヤフ政権は、およそ2週間後に議会選挙を控える中、軍事的な圧力を一層強める可能性があるとみられていて、ハマスの抗議デモをきっかけに、双方の間で武力衝突が再燃することが懸念されています。(NHK)