(NHK)韓国の海洋警備安全本部によりますと、1日午後、インチョン(仁川)の沖合の黄海で違法に操業していた中国漁船2隻をだ捕し、えい航していたところ、それを妨害しようと30隻余りの中国漁船が集まってきました。



(写真:ロイター)


韓国側はこのままでは危険にさらされると判断して、船体に備えられた機関銃を使用し空中への警告射撃だけでなく、中国漁船の船体近くに向けても発砲し、合わせて600発ほど撃ったということです。中国の漁船や乗組員にけが人などは出なかったもようだとしています。

韓国の沿海では中国漁船による違法操業があとを絶たず、先月には海洋警備安全本部の船が中国漁船に体当たりされて沈没したため、韓国側は武器使用の要件を緩和していました。

中国漁船に向けて機関銃を撃ったのは今回が初めてだということで、韓国側は違法操業に対し従来より厳しく取り締まる姿勢を示しましたが、中国側の反発も予想されます。