アメリカのトランプ大統領は29日、ホワイトハウスにムン・ジェイン大統領を迎えて夕食会を催し、両首脳は、当初の予定を20分ほど上回って2時間近く会談しました。
会談の冒頭、トランプ大統領はムン大統領就任後、初の外国訪問となった今回の訪米を歓迎し「われわれはムン大統領と韓国国民に多大な敬意を払っている。きょうは北朝鮮の問題や貿易などに関して深い話し合いをしたい」と述べました。
これに対し、韓国大統領府によりますと、ムン大統領は「韓国とアメリカが協力して北の核問題を完全に解決し、朝鮮半島の平和体制を構築することが究極的な目標だ。トランプ大統領の強い力を基盤にした外交に全面的に共感する」と述べたということで、北朝鮮問題にアメリカと連携して対応する姿勢を強調しました。
一方、ムン大統領は首脳会談に先立ち、議会の指導部との懇談で、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステムTHAADに関して、ムン政権が広範囲の環境影響調査を実施すると決めたために、本格的な運用が遅れることについて「韓国はアメリカと同じく民主国家であり、民主的で正当な手続きが必ず必要だ」と述べて理解を求めています。
米韓首脳会談は30日も行われ、こうした問題についてさらに議論が交わされるものと見られます。
