韓国のムン・ジェイン大統領は、2日、ソウルにある商工会議所で新年のあいさつをしました。

この中で、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が「新たな戦略兵器を目撃することになるだろう」と述べるなど、米朝の非核化交渉が難航している朝鮮半島情勢について「米朝の首脳は対話の意志を持続している」という見解を示しました。
そのうえで「平和は行動なしには訪れない。南北関係においても、さらに幅を広げて努力していく」と述べ、韓国としても南北関係の発展に努める考えを強調しました。
また、ムン大統領は「ことしは、確実な変化を作り出す」として、「権力機関の改革」を掲げ「権力機関が国民の信頼を得られるときまで改革を止めない」と述べました。
具体的な機関を名指しはしませんでしたが、韓国メディアは、検察改革をさらに進める構えだという見方を伝えています。
これに先立ち、ムン大統領は、2日、与党の前の代表で検察改革の推進に意欲を示すチュ・ミエ(秋美愛)氏を新しい法相に任命し、4月には総選挙を控え、大統領府と検察の対立がさらに激しさを増すことが予想されます。