〈写真:ロイター)

近く、政権移行のための「引き継ぎ委員会」が設置される予定で、ことし5月の大統領就任に向けた動きが本格化する見通しです。

韓国では9日、大統領選挙の投票が行われ、保守系の最大野党「国民の力」のユン・ソギョル氏が48.56%の得票率で、革新系の与党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)氏をわずか0.73ポイントの差で破って当選しました。

ユン氏は10日、アメリカのバイデン大統領と早速電話会談を行い、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮をめぐって米韓両国が緊密に連携することで一致しました。

このあと、ユン氏は記者会見し、北朝鮮への対応について「いかなる挑発も確実に抑止できる強力な国防力を構築する」と述べ、米韓同盟を重視していく姿勢を強調しました。

一方、残る任期が2か月となったムン・ジェイン(文在寅)大統領は、ユン氏と電話で会談し、政権移行のための引き継ぎを滞りなく行う考えを示しました。

近く、次期大統領とその側近らによる「引き継ぎ委員会」が設置され、閣僚人事や政策の検討が進められる予定で、ことし5月の大統領就任に向けた動きが本格化する見通しです。(NHK)