ムン・ジェイン(文在寅)候補(写真:EPA/TTXVN)

(NHK)韓国大統領選挙は、投票を9日に控え、選挙戦最終日の8日、候補者たちは大規模な集会を開いて最後の訴えを行うことにしています。

9日に投票が行われる韓国の大統領選挙は、事前の世論調査では、支持率で革新系の最大政党「共に民主党」のムン・ジェイン(文在寅)候補がリードし、中道系の「国民の党」のアン・チョルス(安哲秀)候補と、旧与党で保守系の「自由韓国党」のホン・ジュンピョ(洪準杓)候補が追う展開となっています。

公式の選挙期間は8日が最終日で、各候補は、首都ソウルや南部プサン(釜山)などで大規模な集会を開く予定です。この中で各候補は、パク・クネ(朴槿恵)前大統領の罷免で混乱した国政をどう立て直すのかや、核やミサイルの開発を進める北朝鮮にどう対応するのかなど、みずからの政策を有権者にアピールすることにしています。

一方、今回の選挙は、投票率も注目されています。今回は、大統領選挙としては初めて本人を証明するものを示せば、全国どこでも投票日の前に投票できる「事前投票」が行われ、今月4日と5日の2日間に投票を済ませた人は、有権者全体のおよそ26%に当たる1100万人余りに上りました。
また、選挙管理委員会のアンケート調査では、回答者の86.9%が「必ず投票する」と答え、韓国メディアは、投票率が20年ぶりに80%台に達するのではないかという見方を伝えています。

韓国の大統領選挙は、9日に投開票が行われ、夜遅くには新しい大統領が決まる見通しです。