韓国政府は、山火事としては14年ぶりとなる「国家災害事態」を宣言し、消防や軍など1万人余りを動員して消火活動を続けています。
韓国北東部・カンウォン道のコソンで4日夜、山火事が発生し、乾燥した強い風にあおられて5つの地域に燃え広がりました。
韓国行政安全省によりますと、これまでに250ヘクタールの森林が焼けて住宅125棟が焼失し、住民1人が死亡したほか、およそ4000人が体育館などへの避難を余儀なくされています。
これを受けてムン・ジェイン大統領は、5日に予定されていた行事への出席をとりやめ、関係省庁に対し全力で対応にあたるよう指示し、韓国政府は、山火事としては14年ぶりとなる「国家災害事態」を宣言しました。
現場一帯では、火の勢いが衰えているところがあるものの、依然として鎮火には至っておらず、消防や軍などの1万人余りと消防車870台、それにヘリコプター59機が出動して、懸命な消火活動を続けています。
一方、ソウルの日本大使館によりますと、この山火事で日本人が巻き込まれたという情報は、これまでのところ入っていないということです。
