韓国統一省は4日、朝鮮民主主義人民共和国との通信回線が同日午前9時(日本時間同)に復旧したと明らかにしました。これに先立ち、朝鮮国営の朝鮮中央通信も同日朝、「午前9時からすべての通信回線を復旧させる」と報じていました。朝鮮民主主義人民共和国が米韓合同軍事演習に反発し、8月10日に回線を遮断してから約2カ月ぶりの復旧となります。
金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記は9月29日、国会にあたる最高人民会議での施政演説で、韓国が求めていた通信回線の復旧を10月初めに行う考えを表明していました。
韓国統一省は「朝鮮半島情勢の安定と南北関係の復元のための土台が作られた」と評価しました。その上で「通信回線の安定的な運営により速やかに対話を再開し、南北関係の回復と朝鮮半島の平和定着に向けた実質的な議論を進展させていくことを期待している」と述べて、朝鮮民主主義人民共和国との対話を加速させていく方針を示しました。
一方、朝鮮中央通信は「南朝鮮(韓国)当局は、通信回線が再稼働した意味を深く認識し、北南関係の明るい前途を開くのに必要な重大課題を解決するため、積極的に努力すべきだ」と報じました。(毎日新聞)
