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(毎日)中東などから難民申請希望者が殺到するハンガリーの政府が、非紛争地の第三国を経て入国した申請者の認定を拒否できるよう法改正に乗り出しました。国際条約が各国に課す難民保護の義務に反するうえ、受け入れの負担を隣国や紛争地の周辺国に押しつけることになり、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所が強い懸念を表明しています。

改正の対象は難民申請の審査に関する法律や出入国関連法で、審査の迅速化が目的です。難民申請者が紛争地出身であっても入国前にあらかじめ指定された「安全な第三国」を通過したことが判明すれば、申請を却下し、その第三国に送還する手続きをとれるとしています。

中東、アフリカ方面から欧州を目指す難民申請希望者らの多くは地中海を密航船で越え、イタリアに入国しますが、ここ3年間でバルカン半島の陸路を通ってハンガリーを目指す人も急増しています。今年1~6月に約6万1千人が同国で難民申請した。ほとんどがトルコ、ギリシャから隣国セルビアを経由して入国しました。