![]() |
ハンガリーでは8日、4年に1度の議会選挙が行われ、199の議席をオルバン首相率いる右派の与党「フィデス」や中道左派の社会党などが争っています。
ハンガリーでは3年前、内戦が続くシリアなどから40万人を超える難民や移民が押し寄せましたが、オルバン首相は国境沿いにフェンスを作り、EUが定めた難民の受け入れ枠も拒否するなどして、国民の支持を集めてきました。
今回の選挙でも、有権者の移民への不安や警戒心に訴える選挙戦を展開していて、最新の世論調査では、連立与党が過半数の議席を獲得し、オルバン首相が連続3期を務める可能性が高いとみられています。
これに対し野党側は、オルバン政権が強権化しEUの中で孤立することで、若い世代が国外に流出しているなどと訴え、各選挙区で政権に対抗する候補者を指名して、支持の拡大を図っています。
オルバン政権はこれまでヨーロッパ各地で進む右傾化や排外的な流れの象徴的な存在だっただけに、選挙の結果は今後のEUの結束にも影響を及ぼすものとして、関心を集めています。
選挙の投票は日本時間の8日午後から始まり、9日朝には大勢が判明する見通しです。

