(写真:AFP/TTXVN)

一方、野党側は、選挙に不正があったとして投票のやり直しを求めていて、衝突が拡大する懸念が出ています。

バングラデシュの総選挙は30日に投票が行われ、ハシナ首相率いる与党のアワミ連盟と、ジア元首相率いるバングラデシュ民族主義党などの野党連合の争いとなりました。

選挙管理委員会は31日、小選挙区の300議席のうち、アワミ連盟が259議席、バングラデシュ民族主義党が5議席という開票結果を発表し、アワミ連盟が過半数を大きく上回りました。

これにより、ハシナ首相が4度目の政権を獲得することになりました。

ハシナ首相は日本との関係を重視していて、30日、記者団に、「国民は、私たちが誘致した大型プロジェクトを支持してくれるだろう」と述べ、日本をはじめ、海外からの支援を得て大規模事業を進め、経済成長を続けることに意欲を示しました。

一方、バングラデシュ民族主義党などの野党連合は、選挙に不正があったなどとして投票のやり直しを求める声明を出しました。

また、野党側は、投票に先立つこの1か月余りで1万1000人以上の関係者が警察に拘束され、「政権による弾圧だ」と批判しています。

こうしたことから、30日は与野党の支持者が衝突して13人が死亡、200人以上がけがをしていて、開票結果の発表を受けて、衝突が拡大するという懸念が出ています。