この公演は、「ハノイ」ブランドの舞台作品シリーズとして初めて制作された高品質公演で、首都ならではの文化コンテンツの充実を図るとともに、市民に優れた芸術作品を届け、ハノイの魅力を国内外に発信し、文化産業の発展につなげることを目的としています。

およそ60分間の公演では、「ティ・マウ寺参り(Thị Mầu lên chùa)」、「スイ・ヴァン狂乱(Súy Vân giả dại)」、「リュー・ビン―ズオン・レー(Lưu Bình - Dương Lễ)」、「魔術師は幽霊が怖い(Phù thủy sợ ma)」など、伝統チェオの代表的な演目の名場面が披露されました。

それぞれの演目は個別に上演されるのではなく、一つの流れのある舞台として再構成され、俳優と観客が交流する場面も取り入れることで、特に若者や観光客がチェオの魅力により親しめる内容となっています。

主催者は、この公演を通じて、チェオという伝統芸能を通してハノイの文化や歴史、人々の魅力を広く紹介するとともに、将来的には定期公演として定着させ、国内外の観光客を引き付ける新たな文化スポットへと育てていきたい考えです。

ハノイ市では今後も、高品質な舞台作品を順次公開する予定です。7月30日にはタンロン歌舞音楽劇場による「ハノイ物語 ― とあるハノイの一日」、8月10日にはハノイ・カイルオン劇場による「ハノイの娘」が上演されるほか、9月にはハノイ演劇劇場とタンロン水上人形劇場による新作も披露される予定です。