これは、都心部で化石燃料を使用する車両の通行を段階的に制限し、環境に配慮した交通手段への移行を進めるための第一歩です。大気の質の改善と交通渋滞の緩和を目指します。
第1フェーズでは、試行区域を異なる管理措置を取る2つの区域に分けます。
区域1は、ホアンキエム湖周辺の歩行者天国、ハノイ旧市街、ホアンキエム・ナイトマーケットの全域です。金曜日、土曜日、日曜日の午後7時から深夜0時まで、国防省と公安省が管理する車両を除き、オートバイ、小型バイク、すべての自動車の通行を禁止します。
この措置は、長年実施されているホアンキエム湖周辺と旧市街の歩行者天国の運用を引き続き維持するものです。
区域2は、旧市街とホアンキエム湖周辺の一帯で、チャン・ティ、トー・ニュオム、ハン・ボン、フン・フン、ファン・ディン・フン、ハン・ダウ、チャン・ニャット・ズアット、チャン・クアン・カイ、チャン・ティエン、ハン・カイの各通りに囲まれた地域です。
この区域では、化石燃料を使用する車両の通行を制限する措置を導入します。
車両の通行制限とあわせて、ハノイ市は、公共交通機関への乗り換えを支えるためのインフラ整備も進めています。
市は、車両通行が制限される時間帯に定員16人以上の車両が乗客の乗り降りを行えるよう、バー・チエウ、チャン・ニャット・ズアット、チャン・クアン・カイ、チャン・カイン・ズーの各通りに4か所の乗り換え拠点を設けました。
また、低排出ゾーン内での移動を支援するため、2026年7月1日から2027年6月30日まで、環状道路1号線の区域内を移動する際の、観光バスや営業用のバスを除く公共バスの運賃を無料にします。
ハノイ市は、環状道路1号線の区域でガソリン車やディーゼル車を一斉に禁止するものではないとしています。
対象となるのは、ホアンキエム、クアナム、バーディン、ザンボー、ゴックハー、タイホー、オー・チョー・ズア、ハイバーチュン、バンミエウ・クオックトゥザムの9地区です。
市は2030年まで、段階的に導入を進め、排出ガス基準を厳格化するとともに、地域や時期に応じて車両の通行を制限していく方針です。
第1段階の終了後、第2段階として、2027年1月1日から同年12月31日まで、試行区域をホアンキエム地区とクアナム地区に広げます。
第3段階では、2028年1月1日から2029年12月31日まで、環状道路1号線の区域全体に適用します。
2030年からは、対象区域全体で安定的な運用を続け、段階的に効果を高めていくとしています
