(写真:Cam Neville)

オーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州では今月8日以降、各地で森林火災が多発していて、これまでに4人が死亡、住宅500棟以上が全焼するなど、およそ130万ヘクタールが焼けています。

21日、風に煙が運ばれてシドニー中心部を含む広い範囲が厚い煙霧に覆われ、大気汚染の基準となる指数は再び、6段階のうち最も悪く、人の健康に重大な影響を及ぼすとされる「危険レベル」に達しています。

現地では乾燥した風によって火災が拡大するおそれもあり、地元の消防によりますと、今後数日間にわたって煙が立ちこめる可能性があるということで、健康への影響が懸念されています。

一方、森林火災はほかの州でも複数発生し、第2の都市メルボルンがあるビクトリア州では一部の地域で住民に避難を呼びかけているほか、州全域で屋外での火の使用を禁止して警戒を続けています。