オーストラリアのペイン外相=AFP
豪州では2020年12月、州や地元自治体が外国政府と結んだ協定について、オーストラリア政府が検証し破棄できる法律が成立しています。今回は、ビクトリア州が18年と19年に中国政府と結んだ「一帯一路」への協力に関する協定2件と、イラン、シリアとそれぞれ結んだ協定が破棄されました。


破棄された協定についてオーストラリアのペイン外相は声明で「国の外交政策と矛盾するか、外交関係に悪影響を及ぼすと判断した」ことを明かしました。オーストラリア外務省によりますと、この法律に基づき、これまで州や自治体などから1000件以上の協定が報告されており、破棄されたのは今回が初めてということです。

一方で在豪中国大使館は「豪州による更なる理不尽で挑発的な動きだ。両国関係をさらに悪化させ、自国を苦しめる結果になるだろう」と非難する声明を発表しました。(毎日新聞)