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豪・ニュージーランド首相の直接会談は1年3カ月ぶりです。先月から両国間で隔離なしの渡航が再開し、モリソン首相がニュージーランドを訪問しました。

今回の協議では特に中国が焦点となった。ニュージーランドは中国の人権問題に対して強い姿勢を取っていないとの批判が一部で出ています。アーダーン首相は共同記者会見で「オーストラリアとニュージーランドは(人権や通商などの)問題で一貫して全く同じ立場を取ってきた。われわれが強い姿勢を取っていないという指摘には強く反論する」と強調しました。

モリソン氏はオーストラリアとニュージーランドは貿易立国ですが、主権を手放すことはないと述べ、アーダーン氏を擁護しました。「オーストラリアとニュージーランドは偉大なパートナー、友人、同盟国であり、さらには家族だと考えている。遠く離れた場所からわれわれを分断しようとしても成功しない」と語りました。

両首相は共同声明で、香港の動向と新疆ウイグル自治区の人権状況に重大な懸念を表明しました。中国に対し、ウイグル人などイスラム系少数民族の人権を尊重し、国連などの独立機関による同地域での自由な調査を認めるよう求めました。

ニュージーランドのマフタ外相は先月、安全保障上の機密情報を共有する5カ国「ファイブアイズ」の役割拡大について「違和感」を表明しました。ファイブアイズの中国に対する批判的な姿勢をニュージーランドは共有していないとの見方が出ています。

これについてアーダーン氏は「ファイブアイズの問題については、われわれはメンバーとしてコミットしており、これに疑いはない」と述べました。(ロイター)